先輩社員の声 Vol.019

骨をつぐ、という仕事。

goodbye鍼灸院整骨院整体院/小林駿介

大声で泣きじゃくる小さな男の子はまだ2歳くらい。
「大丈夫だからね。」
声をかけてみたが、泣き止むことはない。
「肩が痛いみたいなんです。」
お母さんもオロオロしている。
用心深く肩を触診する。
が、異常は見受けられない。
ん?もしや。やはり、肩ではなく、肘。肘内障だった。
肘が亜脱臼の状態になっている。
小林にとって初めての治療となった。
かつては「骨つぎ」と呼ばれていた柔道整復師だが、
最近は、脱臼等で来院されるケースは多くない。

「安心して、先生に任せて。」
小さな患者さんに笑顔を見せながら、
肘関節を屈曲させ、
一方の手で橈骨頭を触れながら、前腕を回内させる。
よし。
一回で決めた。

「ほら、もう痛くないよ。」
泣き止んでけろっと笑顔になる男の子。
よほど心配だったのだろう、
今度は安心したお母さんが泣き出してしまった。
身につけた技術を患者さんのために役立てる。
自分は柔道整復師だ。
お腹にグッと力が湧いた。

(2017年入社/信州医療福祉専門学校卒業)